少子高齢社会を迎えた今、日本の経済・社会はいよいよ深刻な事態を迎えようとしています。この社会を明るくするためにどのような活路を見出せばいいのか。 私は「次世代の人材」を育成することにその光を見出したいと考えます。

これまでに私は数千名もの学生と接する中で様々な問題を肌で感じてきました。その中でも最も印象的だったのが、学生の迷走です。
意欲が高くても目的意識が希薄な学生が非常に多く、何がしたいのかがわからないと就職活動期に必死に自分探しをしている姿を目の当たりにしました。
これは日本社会の功罪だと思っています。日本で生まれて恵まれた環境で育っている以上、今の若い世代の多くは学業にさえ専念していればよいという価値基準で育てられてきています。
そんな中で急に就職活動期になって仕事について考えさせられるという状況です。それまでの間は世の中にどんな仕事があるのかを知る機会が圧倒的に少ないのです。

つまり社会との関わりが非常に希薄であるため、社会で自分が活躍するイメージができないのは仕方がないことなのではないでしょうか。
「次世代の人材」に対し、圧倒的な機会提供が不足しているこの社会において私は様々な取り組みを通し、少しでも「次世代の人材」に社会を理解してもらえるような活動をしていきたいと思います。
私も若輩者ですが次世代の人材として自らが成長する姿を見せつつ、日本の光を大きくしていきます。

株式会社ネオトラディション
代表取締役 日高 健将